Daiichi ジャーナル

【新人社員のお仕事とは?】Daiichi入社1~2年目の本音トーク 新人座談会

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Daiichi新人座談会

皆さま、こんにちは。
今回のDaiichiジャーナルは、入社1~2年目というフレッシュな社員による座談会をお届けします。
新人社員たちがどのような形でパチンコ・パチスロの開発に携わっているのか、仕事の面白さや厳しさ、悩み、そして将来どんな機種を作ってみたいかなど、上司の目を抜きに気軽に語ってもらいました。

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――最初に自己紹介を兼ねて、勤続年数と所属部署、その仕事内容などを教えてください

S 入社2年目でパチンコ商品開発部の演出設定管理室に所属しています。パチンコの大当り確率や出玉といったスペックを調整して決めていくこと、そして演出の出現率や信頼度を振り分けるのが主な仕事です。

D 同じく入社2年目でグループ会社のdNexTでメカ設計をやっています。大学の時にデザインを専攻していて、役モノを作ることに魅力を感じて設計の方を志望して配属させてもらいました。主な業務としてはパチンコの盤面全体の設計、機構部(役モノやアタッカーなど)の試験も行っています。なので自分の中ではパチンコの心臓を作っている気持ちでいます。

K 入社1年目でPS開発本部で開発管理の仕事をやっています。管理の仕事は部品の発注や購買といったお金の動きから、全体のスケジュール管理など機種の立ち上げから申請までの流れをしっかりと管理するもので、事務処理のなんでも屋さんといった感じです。

 

――仕事をしていてどんなところが楽しいですか?

S 演出を振り分ける仕事は楽しいですね。スペックはいろいろな制約がありますが、振り分けはスペックに比べて制約が少ないのでいろいろと試すことができます。
例えば保留の色が白・青・緑・赤・金・虹があるとして、これを全部均等に振り分けてしまうとか。ただ、プレイヤーにとっては訳のわからないことになりますが…保留のアツさが無くなり虹でもハズれてしまいますので(笑)。
これはあくまでも一例ですが、このような遊びも交えなながら試行錯誤して振り分けを決めるのは面白いですね。また演出の振り分けはアニメーションや役モノアクションと同じくらいお客さまが打感として実感できるところなので、責任重大な仕事だと思っています。

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K 私自身、昔からパチンコ・パチスロが好きなので、機種ができ上がる流れに携わることができるのは楽しいですね。

D 自分たちの部署は液晶演出やスペックといった機種の中身には関われないので、デザインで格好いい機種だな、打ってみたいな、と思わせたいと考えています。例えとしては変ですが、すごく美人な子供を産んで周りから注目されたいみたいな(笑)。そう思いながら作ったデザイン試作ができあがってくると大変やり甲斐を感じますね。

 

――逆に苦労しているところはどこですか?

D まだ入社して浅いので、設計する上での細かい規則を全部理解していないところですね。これを把握していないと設計自体ができませんので。そのような時は先輩に聞かなければいけないのですが、最初は先輩の業務の邪魔をしてはいけないと遠慮していたんです。でも自分にも納期がありますので・・・。今はがめついぐらいに聞けるようになりました(笑)。ただ、そうやって知識を得るまでは苦労しましたね。

 

――規則というのはどういうものでしょうか?

D 例えばアタッカーの規則でいえば、大きさは何mm以上何mm未満にしなければいけない、といったものです。各部分にこういった規則がありますので先輩に聞きながらやっています。

K 自分は性格がわりと大雑把なので、開発全体を管理する業務という点では細部まで気が回らなかったりするところは大変というか、まだまだだと感じています。

S 今、スペックを担当している機種があるのですが、それが変態的なマシンでして、かなり四苦八苦しています。機種によって難易度が変わりますね。

 

――変態的なマシンなんて気になりますね。どの機種でしょうか・・・

S そんなの言えないに決まっているじゃないですか(笑)。

 

――仕事内容などを聞いていると、皆さんは元からパチンコ・パチスロが好きなことが伝わってきましたが、最初に打ったのはいつ頃ですか?

D 小学生の頃、父親と一緒によくゲームセンターに行っていたのですが、その当時”ムシキング”のゲームが流行ってまして。それに並んでいたら父親に「お前ゲームセンターで遊ぶのにそんな一瞬で終わるのよくやってるな」って言われて。100円を「ぱちんこ必殺○事人」に入れられたのが始まりでした。長く遊べますし、当たればメダルも出てきて他のメダルゲームでも遊べるので。

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K 自分も小学生の時にゲームセンターでパチスロ4号機の「○宗」を打ったのが始まりでした。ジャラジャラとメダルが出てきて楽しいってなって。

S 僕もゲームセンターで、小学生の時に親と一緒に「CR○パン三世」を打ちました。その後は「CRエヴ○ンリオン」をずっと打っていましたね。ホールに通うようになったのも「エヴ○」がきっかけで、大学1年のときに新作が出るのを聞いて1人でノコノコ打ちに行ったのが始まりです。

D ホールに行くようになったのは大学に入ってからですが、今でも父親とは一緒に打ちに行きますね。

 

――なるほど、小学生くらいからゲームセンターで打っているとはかなりのキャリアですね(笑)。そんな皆さんが数あるメーカーの中からDaiichiを選んだ理由はなんでしょうか?

S 僕の場合ですが、Daiichiは『CR天才バカボン4』のドキドキゲートとか『CR銀河機攻隊マジェスティックプリンス』など、今までにないゲーム性を生み出しているという印象があって、そこに惹かれました。他社とは違ったことをやらせてくれる会社と感じたんですね。

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K パチスロが好きでスペック調整に近いところをやりたいと思っていました。ただ当時はパチスロ関連の仕事は募集自体が少なく、そんな時に募集をかけていたのがDaiichiでした。また後付けになってしまいますが、面接を担当した本部長がすごい人柄が良い方だったのでここに飛び込んでみようと思いました。

 

――希望はスペック関連の仕事ということは、入社前の希望は今の部署ではないのですね

K 入社前はPS開発本部の中で出玉設計の方をやりたいと思っていましたが、1年目ということで開発全体の流れが勉強できる部署に配属になりました。

D 自分のきっかけはDaiichiのインターンシップに参加したことですね。そこで若い人の意見もきちんと聞いてくれて、開発にも携わせてくる、そんな雰囲気が感じ取れたので。

 

――実際、入社してみてその通りでしたか?

D はい、その通りでした。「やるか?」と聞かれて「はい!」と答えれば機会はすぐに与えられますし、意見も聞いてもらえます。ただ、自分の意見で先輩たちに納得させるにはキャリアを積まないといけないと感じました。

S 演出設定管理室は、スペック・演出バランスのプロとして今までにないゲーム性を生み出している部署ですから、入社前からレベルは高いんだろうなと思っていましたが、想像以上でした。新たなスペックを考え出している先輩たちには本当に驚かされます。

 

――Kさんは上司の人柄に惹かれたところもあると言っていましたが、入社してみてどうでしたか?

K 上司である本部長の印象は入社前も後も変わっていません。本当にこの人に巡りあえてよかったです!

 

――それは素晴らしいですね!あまりにいい話なのでカットしちゃいましょうか?

一同(笑)

 

――皆さんの愛社精神はわかりましたので、あえて他メーカーでこの機種はすごいなと思うものがあったら教えてください

D 古い機種ですが、自分は「CR百花繚乱サム○イガールズ」ですね。演出は青保留でそのまま発展したら大当りなどいろいろな法則がありましたし、携帯連動システムでキャラのレベルが上がったり、解放されるなど打ち込み要素のある機種でしたので。

K 「リ○」のスペックには驚かされましたね。今まで5号機でARTからAT、アクセルATといろいろなシステムがでましたが、その中で今まで無理だと思われていたリアルボーナスの連チャンを可能にしたのはすごいなって思いました。

S 僕は2機種あって、ひとつが「ぱちんこ GA◯TZ」です。小当りRUSHの台は今まで何機種もありましたが、あまり稼動がよくありませんでした。それが「GA◯TZ」は小当りRUSHに出玉感を持たせることでお客さまに一気に支持されましたよね。今まで人気がなかった仕組みでも、どのようにしたらお客さまに面白いと思ってもらえるか、よく考えられているところがすごいと思いました。
もうひとつは「CR戦国†○姫」です。内規で確変65%の制限が入って全体的に継続率が頭打ちになったところで、1種2種混合で連チャンを味わえるスペックにしたのは、目のつけどころがいいなと感じました。

 

――それではこんな機種を作ってみたいとか、こんな版権をあつかってみたいなどはありますか?

D 版権でしたらRIP SLYME(リップスライム)です。ライブにも行くぐらい好きなんですけど、パチンコ・パチスロ化されれば、彼らに会えるのではないかという不純な動機です(笑)。ヒップホップ系は実際他社でもやっていないので面白いんじゃないかと思いますね。

S 僕はアニメ系が好きでで、個人的には萌え系の機種をやりたいですね。

K 自分は版権でこれを使いたいとかはないですが、僕自身パチンコだったら玉の動きだったり、パチスロであればリールや出玉設計に惹かれているので、版権がなくてもいろいろな人が楽しめる機種を作りたいですね。

 

――「CR天下一閃」みたいな?

K そうです、あんな機種を作ってみたいです。

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――皆さんもなれてきたようなので、ここでちょっと意地悪な質問を。規則改正で業界が厳しくなり、斜陽産業とも言われたりしていますが、実際に厳しさとかを感じていますか?

D うーん、そうですね。昔の話と比べると余裕がなくなってきているなとは感じますね。業界全体が厳しくなって、Daiichiだけではないですが、昔に比べ緊張感がある気がします。

K 現在の出玉感が好きで打っている人は、これから離れていってしまうのではないかという懸念はあります。作る側としても新しい規則の機種が売れるのかという不安もあります。

S 販売台数が減少しているので、コストダウンしていかないと利益が出ないっていう当たり前のことを感じますね。

 

――コストダウンとは具体的にはどういうことですか?

S わかりやすく言えば「CRおそ松さん~THE・DRUM~」といった非液晶搭載機ですね。液晶がない分早く作れますので。ただ、その分ほかに負担がかかりますが(笑)。

D そうなんですよ、液晶がない分は全部メカ設計に負担がくるんです!液晶は映像を差し替えるにしてもそこだけ変えればいいですが、ドラムとか役モノはすべて入れ替えになるので。その辺の認識がメカ設計以外の人は薄いんですよね~(嫌味)。

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――さて、もう一発難しい質問を。依存症なのでとかく悪く見られがちな業界ですが、パチンコ・パチスロメーカーで働いていることを友達などには話していますか?

D 友達には言えますけど、彼女の親には最初嘘をついてました。アミューズメント業界で働いてますって(笑)。その後、彼女の父親が仕事を退職して毎日パチンコ打ってるって話を聞いたので正直に言ったら、なんで最初に言ってくれないんだって言われましたね。あ、でも彼女のお母さんには微妙な目で見られましたけど(笑)。

S 僕も友達には言えましたね。友達はだいたいパチンコをやっているというのもありますが(笑)。ただ、親はちょっとだけ不安そうでしたね。本当に大丈夫なのか?って。

K 僕も同じく友達には言えますが、ちょっと仲良くなった女の子に「どこで働いてるの」って聞かれたときは機械メーカーのエンジニアとか言ってます(笑)。あと自分も最初にこの業界に行きたいって言ったときは親に反対されました。

 

――親に反対されてもなお入社するなんて、パチンコ・パチスロ愛が本当に強いんですね!それでは最後にこれからDaiichiに入社しようと考えている人に一言ずつメッセージをお願いします

K すごい人柄のいい先輩たちが集まっていますし、1年目からでも活躍できる環境が整っていますので、パチンコ・パチスロ好きの方はぜひ飛び込んでもらいたいです!

S スペック関連については本当に業界最先端をいっていると思いますので、斬新で奇抜な機種を作りたい人にはピッタリな環境です。

D 男くさい職場なので女の子大募集です(笑)。それと勉強ができなくても、パチンコ愛があればやっていけます。パチンコが好きでモノづくりが好きで、そして妥協しない人が向いていると思います。

 

――皆さん、本日はいろいろとお話いただきありがとうございました

 

 

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