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「CR餓狼伝説~双撃~」開発者インタビュー

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CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

皆さん、こんにちは。
今回の開発者インタビューは根強い人気を持つ格闘ゲームとのタイアップ機「CR餓狼伝説~双撃~」です。
本機はどうのような思いを込めて開発されたのか、開発者みなさんにお話を聞いてきました!

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

写真左から

Iさん(パチンコ企画)
・入社歴: 13年
・過去に関わった機種: CR氷川きよし/パチスロ走れコータロー
・好きな機種: CRモンスターハウス
・趣味: ゲーム

Iさん(デザイン)
・入社歴: 11年
・過去に関わった機種: CR哲也/CR明菜2/CRプロゴルファー猿
・好きな機種: ホー助くんシリーズ
・趣味: イラストを描くこと

Oさん(パチンコ企画)
・入社歴: 3年
・過去に関わった機種: なし
・好きな機種: レレレにおまかせ!シリーズ/CR戦国乙女
・趣味: B級アクション映画鑑賞

 

――この機種を開発するきっかけを教えてください

I 初め、自分が「餓狼伝説」の版権を使いたくて、企画書を出したんです。初期案では、パチンコで格闘ゲームを遊ぶというコンセプトでしたね。キャラを選択して、体力ゲージがあって、コマンド入力で必殺技を出したりと、昔のゲームファンが懐かしと思える要素を入れようと思ってました。

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー格闘ゲームを意識した開発途中案

I しかし、開発途中に新内規(新しい開発ルール)が発表され、賞球数1個が実現できる事になったんです。それを最大限に活かしたゲーム性は何かと追求していった結果、「高速消化」というコンセプトにたどり着きました。
そんな中、格闘ゲームの各種要素を表現しようとすると、キャラを選ぶ時間、コマンドを入力する時間など、どうしても待ち時間が生じてしまうので、高速消化との相性が悪かったんです(笑)

I だから、迷いに迷った結果、今作では新内規の魅力を最大限に伝えることができる高速消化を最優先にして開発することになりました。

 

――「高速消化」について詳しく聞かせてください

O 「こんな簡単に2,000発をGETできていいの?」というスピーディーな構成にこだわりました。普通パチンコでは勝敗などの山場は最後に持ってくることが多いと思いますが、本機では一番初めに持ってきています。
だから、連チャンする時は本当にあっという間で、気付かぬ内に「あれ、もう1万発も出てるの!?」って感じになります(笑)

I 電サポ中はとにかく「速さ」と「ドキドキ感」、両方を感じる事ができるような表現にする為、試行錯誤を繰り返しましたね。

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

 

――印象に残っている出来事はありますか?

I 女性キャラは当初もっと露出が多かったという点ですね。舞リーチとか、実機では服を着ていますが当初は裸だったんですよ。

I エログロに関しては業界的にちょっと敏感になってたのもありましたからね。本来、舞はお色気担当的なキャラなので、それを強調していきたかったんですが、最終的には残念ですが少し抑える結果となりました。

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビューお蔵入りになった舞

 

――Oさんは新卒で入って、今作が初めての担当と聞きましたが

O そうなんです。僕が開発へ配属された時にはすでにある程度着手が始まっていたので、ゼロからではありませんがこの機種を通して開発の流れを学びました。パチンコ一機種を開発するのに、こんなにもの苦労がかかっているんだなと痛感しました。

 

――この機種の開発を通して学んだことはありますか?

O その時の市場だけを見て開発をしていてはダメなんだなと感じました。パチンコの開発は数年に渡るので、開発している時は市場にとって新しくても、どんどん新しい流行ができてくる。発売を迎えるタイミングで面白いと感じてもうらうためには、市場を見ながら幾度もの修正を繰り返す必要があるんです。
」ではなく「」を考えながら開発をしなければならないんですよね。

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

 

――ここだけの話はありますか?

I 超必殺役モノありますよね。あの手が落ちてくる役モノ。実はあれ、歴代の餓狼伝説シリーズの絵を担当している方に原画を描いてもらっているんですよ。それによって原作の雰囲気が少しでも出てくれたらいいなと思いますね。

I あと、3DVSリーチ中にボタンを押すと、当たる時はレインボーに光るときがあります。ぜひ試してみてください!

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

 

――最後に、プレイヤーの皆さまへ向けてのメッセージをお願いします。

I Daiichiが送る新内規1発目、今までのDaiichiには無かった確変中のゲーム性をぜひ体感してみてください!

I 餓狼伝説はある意味Daiichiらしくない機種と言われていますが、これからのDaiichiは今までよりもチャレンジしていく機種が続々と登場します。
餓狼伝説ももちろんですが、これからのDaiichiに注目してくれると嬉しいですね。

O 確変中の爽快感は現行機の中でもピカイチだと思っています。これからも、よりドキドキできる台を開発できるように精一杯頑張ります!

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー

CR餓狼伝説~双撃~インタビュー開発途中の盤面案

 

3人はゲームの餓狼伝説が元々大好きだったとの事。原作への愛、台から皆さまへ伝わりましたでしょうか?
本日はお忙しい中、どうもありがとうございました!

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©SNK PLAYMORE ※「餓狼伝説」「双撃」は株式会社SNKプレイモアの登録商標です。

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