Daiichi ジャーナル

【図柄を足して10になると!?】CRテレサ・テン2開発者インタビュー

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • はてなブックマーク
成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

皆さま、こんにちは。
今回の開発者インタビューはCRテレサ・テン2です。

今回インタビュアーとしてお越しいただいたのはパチンコ必勝ガイドで活躍中パチンコライターの成田ゆうこさんです。成田さん、実はお母さんがテレサ・テンの大ファンで、家族で初代を打って楽しんでいたようです。

そんなテレサ愛にあふれる成田さんが、通常時からフルコーラスで楽曲が聞けるくらいのきっぷの良い話を聞き出しちゃいますよ!

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

Yさん(プロデューサー)
・入社歴:4年目
・過去に関わった機種:CRテレサ・テン2がデビュー作!
・好きな機種:CR聖騎士ダンバイン/CR海物語/パチスロ ブラックラグーン/パチスロ リング~呪いの7日間~
・趣味:美味しいものめぐり/洋ゲー/マイスロ

 

Kさん(企画)
・入社歴:5年目
・過去に関わった機種:CR T.M.Revolution/CRモンキー・パンチ ~漫画活動大写真~/CR銀河機攻隊マジェスティックプリンス
・好きな機種:CRダブルライディーン/CR聖騎士ダンバイン

 

Uさん(設定バランス)
・入社歴:3年目
・過去に関わった機種:CRおそ松さん~THE・DRUM~
・好きな機種:CRひぐらしのなく頃に頂/CR地獄少女弐 きくりの地獄祭り/CR餃子の王将/パチスロ ひぐらしのなく頃に祭
・趣味:バドミントン/ゴルフ/旅行

 

 

――(成田ゆうこ)まずは、続編を作っていただきありがとうございます。私も心待ちにしていたファンの一人ですが、なぜ12年ぶりとなったこのタイミングで出すことになったのでしょうか?

Y 前作では、スペックを問わず固定のファンの方にしっかり受けいれていただき、続編の話は何度もありました。ただ、年配の方を中心により多くのファンの方にどうしたら喜んでもらえるかを考え続けた結果、ようやくこうして送り出せるタイミングが来たという感じです。

 

――なるほど。皆さん、お若い印象ですが、テレサ・テンの曲は聞いていました?

Y 実際には曲を知らない世代ですが、前作であったり歌番組などで耳にする機会はありましたのでまったく知らない曲はなかったです。

K 自分は、世代的にも正直知らない曲もありましたが、開発期間は1日中歌を聞いていたので、搭載されている曲はカラオケでも歌えるくらい完璧に覚えました(笑)。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――今回は通常時でも歌詞付きで曲が流れていますが、こだわった点をお聞かせください

Y とにかくプロジェクトの中で、何か引っ掛かりのあることをしたいというのがありました。そこで思いきって、「リーチにならないと」「大当りを引かないと」曲が聞けないという今までの歌パチの概念を壊しちゃえ! ということになりました。

 

――ホールで複数台設置されるとしたら、隣の台もずっと同じ曲が流れるんですよね?

Y はい。変動中はすべての台で同じ曲が流れるという空間を目指しました。リーチ中は該当する曲が流れますが、そのあとは他の台とリンクする状態に戻ります。

 

――まるでスナックのBGMのようで、歌声によってす~っとシマに引き寄せられそうです(笑)。本当に好きな曲ばかりなので、打ちながら思わず口ずさんでしまいます

Y ぜひ歌ってください(笑)。搭載曲はカラオケなどで人気を調査して選曲しています。中でも、大ヒット曲の「時の流れに身をまかせ」が朝一番からスタートするように設定されています。でも、電源を入れたりするホール様の環境によっては開店してから始まる歌は違っているかもしれないですね。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――ちなみに、曲が一周するのにどれくらいかかるんですか?

U だいたい50分です。フルオーケストラシステムで聞ける通常時の曲が10曲。それとは別に展開するリーチの曲が延べ7曲。搭載された楽曲は、大当りラウンド中も含めて全部で15曲ありますので、お好きな曲を堪能していただければと思います。

 

――スペック面で気をつけたことは?

Y とにかく偶数でも奇数でも、大当りしたらしっかりとした出玉を味わってほしいというのと、スペックだけではないのですが安心できて分かりやすいことを重点的に意識しました。あとは確変よりも通常大当りの方が出玉が多いので、皆さまがガッカリしてしまいがちな場面でも実は1回の出玉がより取れるスペックになっています。ここは少しだけチャレンジしています。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――Daiichiさんといえば歌パチのイメージが強いですが、歌パチを作るときの楽しみって何かありますか?

K 自分はCR T.M.RevolutionやCRマジェスティックプリンスなどの開発にたずさわったのですが、本機に関していうと予告は少なめだけどアガる時はしっかりアガる点や、常時歌が流れている点など、曲調も含めてテレサ・テンだからこそできたという要素を感じています。開発しながら自分たちも歌えるようになっていったということも含め、楽しめて作れたなと思います。

 

――逆に、苦労したところはありますか?

Y やはりテレサ・テンのターゲットとなる年齢層と開発陣の世代が違いますので、自分の体感や体験では計れないものがあり、年配の方がどういう物を好むのか試行錯誤したところです。「ここはこうしたほうがいいんじゃないか」とか、「予告を増やしたほうがいいんじゃないか」とか、社内でも何度も議論を繰り返しました。今でも不安はありますが、でもやっぱりターゲットが明確な分、最初に決めた方針でいこう、というところに落ち着きました。

U 音ズレですね。あまりにも大きくズレると音が追っかけて気持ち悪い感じがするので、できるだけ最小限に収まるように工夫しています。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――前作から進化したところはありますか?

Y 前作では成田さんのようなコアなファンも多く、歌パチのパイオニア的な位置付けとしてユーザーの方々に支持をいただきましたが、正直、十数年が経って今の市場も変化していますので、とくに「前作がこうだから」と引っ張られることはなく、「CRテレサ・テン2ではこうしよう!」という思いの方が強かったですね。強いていうなら出目ですかね。

U そうですね。昔のディープなファンの方なら知っているかもしれませんが、左・中・右の図柄を足して「10」になると大当り濃厚というのは今回もあります。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――テレサ・テンの「テン(10)」ですね!では、開発者が思うこだわったところは?

U シンプルながらもびっくりするようなパターンも用意していて、気を抜いて打っているといきなり当たることもあります。ぜひ弱リーチでも気を抜かずに最後まで楽しんほしいです。

K Uさんが言ったことがまさにそうなのですが、自分が開発する機種は「ノーマルリーチビタ当たり」「ショートリーチビタ当たり」を絶対に入れたいんですね。割合としてはわずかになってもいいのでビタ当りを入れようっていうのはずっとありまして、この機種に関しては他と比べると若干出やすくなっています。

Y 僕は、大当たりする時の大半で光る導光板ですね。「蝶の導光板が光れば期待ができる」というのはひとつの売りでもありまして。光るタイミングやパターンもいろいろありますので、ぜひ繰り返し打ってユーザーの皆さまにも体感してほしいです。

 

――少し話は変わりますが、今の市場について。規制のある中で厳しいこともあるのでは?

Y そうですね。私たちの想いとしまして、『新しいことにチャレンジしたい』というのは常にあります。規制という条件はどのメーカーも一緒なので、ならばチャンスととらえて、とびきり面白い台をこれからも作っていきたいです。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

――それでは最後に、ファンの方に向けて一言お願いします

Y シンプルなゲーム性だからこそ変に気持ちの抑揚が少ない、無駄に煽る部分がなく、期待できるところはちゃんと盛り上がるように気をつけて開発しました。まったりと歌を聞きながら、アツくなれるというところで楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

成田ゆうこが贈るテレサテン開発者インタビュー

成田ゆうこ:全国のホールにて絶賛稼働中の『CRテレサ・テン2私もたくさん打って美しい歌声に酔いしれたいと思います♪ 皆さん、貴重なお話を今日はありがとうございました!

CRテレサ・テン2の機種特設ページはこちら

©(財)鄧麗君文教基金會
映像協力:(株)TBS

 

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • はてなブックマーク

ページトップヘ