【テレサ・テン2もある！】Daiichi歌パチヒストリア
皆さん、こんにちは。
今回のDaiichiジャーナルは『Daiichi歌パチヒストリア』と題し、歌パチの歴史を紐解いていきます。
今やパチンコのひとつのジャンルとして完全に確立された歌パチですが、その開拓者として多くの歌パチを開発したDaiichiだからこそ、改めてここで歌パチの歴史を振り返ってみたいと思います。
単純なタイアップ機種にとどまらずに、業界に大きな影響を与えた歌パチ。音楽とパチンコの親和性の高さを再認識させ、高揚感、疾走感、陶酔感、一体感などさまざまな感情を呼び起こしてくれるエンターテインメント性の高い要素を持ち合わせていることが人気の秘訣だと思います。
それではさっそく、Daiichiの歌パチの歴史を振り返りましょう！
『CRピンク・レディー』
2002年9月登場
【スペック（X）】
・大当り確率…326.5分の1
・確変割合…50％（リミッター250回）
・時短…確変終了後100回
・大当りラウンド…15R
・カウント…10C
Daiichi歌パチ伝説のトップバッターです。すべての歌パチの源流にして、ほぼ完成形ではないか？と思わせるクオリティの高さで、ファンのハートをがっちり掴みました。『CR天才バカボン』の流れをくむ演出が音楽と絶妙にマッチしたひとつの到達点といってもいいでしょう。
『CRテレサ・テン』
2005年11月登場
【スペック（KH）】
・大当り確率…319.25分の1
・確変割合…63％
・時短…15R大当り終了後100回
・大当りラウンド…2or15R
・カウント…9C
CRピンク・レディーから3年。ミュージック・エンターテインメントマシーン第二弾です。当時は歌パチのことをこう呼んでいたのですね。渋すぎるモチーフチョイスがホールに安らぎを与えました。
『CR中森明菜・歌姫伝説』
2006年6月登場
【スペック（AX）】
・大当り確率…315.5分の1
・確変割合…63％
・時短…15R大当り終了後100回
・大当りラウンド…15R
・カウント…9C
歌パチ界に燦然（さんぜん）と輝く生ける伝説。『CR中森明菜』シリーズ成功の立役者であり、ご本人を知らない世代にも強烈なインパクトを残した名機です。好きな機種アンケートでも堂々の2位を獲得したのは記憶に新しいところ。
『CR J-POPヒットバラエティー』
2007年4月登場
【スペック（J60V）】
・大当り確率
…41.750分の1（液晶図柄揃い）
…168.5分の1（大当りジャンプアップ）
・役モノ確率…18分の3
・時短…役モノ当り終了後4回（時短中は8回）、図柄揃当り終了後13回、
・大当りラウンド…16R
モチーフ・スペックともに変化球の本機。その変化球の中でもカーブやシュートといったありきたりな球種ではなく、ボーク、ではなくフォーク、いやいやナックルか！？とも思わせる変わり種な1機種。アラフォー以上の世代がむせび泣く歌手ラインナップも必見！
『CRピンク・レディーセカンドツアー』
2007年5月登場
【スペック（XT）】
・大当り確率…336.5分の1
・確変割合…69％
・時短…電チューサポート作動中の15R通常大当り後100回
・大当りラウンド…15R
・カウント…9C
『CR J-POP』の翌月に投入された歌パチ連投シリーズ。というより、2007年は年間で9機種もパチンコが登場したDaiichiフル稼働の年でした。ヘッドライナーとなる本機は、前作『CRピンク・レディー』よりもパワーアップしたその魅力でユーザーを惹きつけました
『CRアイドルコレクション70’s』
2008年2月登場
【スペック（KH）】
・大当り確率…118.2分の1
・確変割合…70％
・時短…7R大当り後50回、2R大当り終了後100回
・大当りラウンド…2or7R
・カウント…8C
J-POP同様のおっさんホイホイマシン。甘デジに特化した歌パチで、誰にでも遊びやすい「甘いスペック」となっておりました。
『CR細川たかしの熱唱炎歌祭り』
2008年10月登場
【スペック（NM-S）】
・大当り確率…299.5分の1
・確変割合…60％
・時短…通常大当り終了後100回
・大当りラウンド…16R
・カウント…8C
アイドルから演歌へ。スノーボーダー真っ青の方向転換トリックを決めたDaiichi歌パチシリーズですが、そのジャンルを問わない懐の深さも魅力のひとつです。演歌歌手の機種ではありますが、ヒット曲を多く収録することで、老若男女、どんな人でも楽しく打てるものになっています。また、現役として最前線で活躍されている歌手であったため、新曲も多数収録しており、新曲はアツいというフォーマットを確立しました。
2008年12月登場
【スペック（S）】
・大当り確率…99.8分の1
・確変割合…55％
・時短…7R通常大当り後30回
・大当りラウンド…2or7or15R
甘デジ特化歌パチでいえば第二弾。歌番組を下敷きにしており、歌手のチョイスなどコンセプトも『CRアイドルコレクション』に近いものがあります。そして、表記のCR「A」。このあたりから甘デジにAを付け始めたみたいです。それにしても、2008年は歌パチが3機種も出たのですね。
『CRはねものUFO withピンク・レディー』
2009年5月登場
【スペック】
・大当り確率…398.5分の1（液晶図柄揃い）
・ラウンド振り分け4or8or15Ror4+5Ror8+5R
・カウント…8C
・賞球…4＆10
想像の斜め上。まさかハネモノに歌パチ要素を盛り込むとは！液晶大当りが可能にしたイノベーションの未確認飛行物体！さらにVゾーンが2つある革新的役モノを搭載し、ハネモノとしても面白いのです。
『CR石川さゆり あなたのために歌います』
2009年5月登場
【スペック（NL-S）】
・大当り確率…349.75分の1
・確変割合…68％
・時短…通常大当り後100回
・大当りラウンド…15R
・カウント…8C
『CR細川たかし』に続く演歌歌パチ第二弾。女性演歌歌手の第一人者が多くのヒット曲をたずさえ、既存の歌パチ超えを狙いました。また、おなじみの「雷雲モード」や「大一連打」はこのあたりから定番化してきました。
『CR氷川きよし～きよしの前に座りましょう～』
2010年3月登場
【スペック（NM-F）】
・大当り確率…315.5分の1
・確変割合…63％
・時短…通常大当り終了後100回
・大当りラウンド…16R
・カウント…8C
演歌界のプリンス・氷川きよしさんを起用した極上のリサイタル。大当り中にLIVE映像を中心とした楽曲ムービーが見られる、現在ではスタンダードとなった演出ですが、限定ムービーが収録されていたこともあり目玉となっていました。パチンコビギナーである彼のファン層をがっつりズンドコ節にしました。
2010年9月登場
【スペック（NL）】
・大当り確率…296.75分の1
・確変割合…63％
・時短…15R通常大当り終了後70回
・大当りラウンド…15R
・カウント…8C
伝説から早4年。待望のシリーズ機が満を持して登場です。多彩なモードとライブ感あふれるSTでブランドの存在感を示しました。どのタイプのスペックも人気を博し、伝説の足固めは盤石です。
『CRピンク・レディー2011』
2011年4月登場
【スペック（NM）】
・大当り確率…299.8分の1
・確変割合…66％
・時短…通常大当り終了後50回
・大当りラウンド…10or15R
・カウント…9C
「踊るパチンコ」と新しいスタイルを提唱した歌パチのパイオニアは、このジャンルをさらなる高いステージに導きました。また、ミドルはループ、甘デジはSTとスペックによって確変タイプを変化させるパターンも定着しました。
『CR氷川きよし2～今度はきよしとふれあいましょう～』
2014年1月登場
【スペック（NH）】
・大当り確率…199.8分の1
・確変割合…68％
・時短…50回or次回まで
・大当りラウンド…4or16R
・カウント…9C
基本は歌パチでありながら「ふれあい」を全面に押し出した新機軸。タッチセンサーで実際に氷川きよしさんと触れ合っているかのような感覚を再現。そして、「パチンコ専用撮り下ろし映像」も満載でした！
『CR中森明菜 歌姫伝説～情熱EDITION～』
2014年3月登場
【スペック（KL-T）】
・大当り確率…390.1分の1
・確変割合…100％（ST104回）
・時短…6回or104回まで
・大当りラウンド…5or10or15R
・カウント…9C
シリーズ初となるメインスペックでのST機能を搭載した『CR中森明菜』最新作。進化したライブモードでみたびファンを情熱の渦に巻き込みます。新規楽曲が3曲加わり、音楽面でもパワーアップ。歌パチのスペシャルエディションに間違いなし！
『CR T.M.Revolution』
2014年9月登場
【スペック（XL）】
・大当り確率…377.5分の1
・確変割合…100％（7ZONE突入率）
・継続率…約50％
・大当りラウンド…4or15R
・カウント…10C
男性ボーカリストというユニークなモチーフで歌パチ戦線への参入を果たしました。楽曲はもちろんキャラクターもハイテンションで、お互いの特徴がパチンコにマッチしたシナジーの高い機種です。さらに、4,000発が50％ループする変則スペックでマニアックなパチンコファンにもアプローチするという、これまでの歌パチ戦略とは一線を画すレボリューショナブルな機種です。
『CRテレサ・テン2』
2017年5月登場
【スペック（NM-R）】
・大当たり確率…約319分の1
・確変割合…55%
・時短…100回or次回まで
・大当たりラウンド…14or16R
・カウント…8C
そして2017年5月はお待ちかね、『CRテレサ・テン2』が登場します！歌パチ黎明期にひっそりと、しかし確実にファンの心を捉えたアジアの歌姫が12年の沈黙を破り、表舞台に姿を現しました。
長く保たれた静寂の鬱憤を晴らすかのように、通常時からフルで歌いまくります。「アツいリーチがかかったら」「大当りしたら」「確変中は」などとケチなことは言いません！
また、音と光がシマの機種全体でリンクする『フルオーケストラシステム』で、シマ全体に不思議な一体感を生み出し、遊技をしているユーザーだけではなく、そのシマにいる人達全員が心地の良い気分になれる不思議な空間を演出！歌パチの新たな可能性を追求しました！！
誰もが思わず口ずさんでしまう全15曲を思う存分ご堪能ください。
ノーマル、ロング、スペシャルリーチといったすっきりした演出構成とループ確変+100回転時短（319バージョン）のシンプルなゲーム性が、心に響く歌声とともにファンを安らぎの世界へ導いてくれること請け合いです。
「歴史とは現在と過去の対話である」
歌パチの歴史を振り返りながら、最新作の『CRテレサ・テン2』をチェックして、歌パチの面白さを再認識するのもよいのではないでしょうか。
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