『CR天下一閃』珍プレー好プレー大賞
皆さま、こんにちは。
今回のDaiichiジャーナルは、お待ちかねの「CR天下一閃 珍プレー好プレー大賞」です!
前回のコラム、狂気の偉業CR天下一閃 月夜の千本ノックにおいて、下段役モノに突入した1,000発の玉から、絶品の動きを魅せた勇者たちを天下一閃大好きライターの貴方野チェロスさんがじきじきにピックアップ。ハズレパターンを珍プレー、当たりパターンを好プレーとし、エンターテインメント性あふれる極上の動きをみせた選ばれし者たちをご紹介します。
大賞に選出された珍プレー・好プレーは3つずつ。選ばれたすべてが最高に見応えのあるパフォーマンスを発揮しています。
では、芸術的であり奇跡的である、超一流の下段役モノプレイヤーによる絶品美技をご堪能ください!
と、大賞を発表するその前に、今回惜しくも大賞選抜を逃した“候補プレイヤー”たちの勇姿をご覧ください。大賞選抜組にも負けず劣らずのクオリティとなっています。
珍プレー好プレー候補
皆さまいかがでしたでしょうか?大賞候補でもこの破壊力!
思わず画面を見入ってしまうことでしょう。
さて、次はいよいよ本番、珍プレー好プレー大賞の発表です!
下段役モノで舞い踊った1,000個の中から選ばれた珍プレーベスト3、好プレーベスト3。いったいどんな動きでファンの皆さまに驚きと感動を与えてくれるのでしょうか!?
それではまず珍プレー大賞からどうぞ!
【ガンジーの乱】
<チェロス評>
世界に名の知れた無抵抗主義者でありながら、突如戦場のド真ん中へ放り出されたマハトマ=ガンジー。馬にまたがって戦場をグルグル回りながら、今まさに刀をぶつけ合わさんとしたその瞬間、なんと彼は自らストレートに谷底へと転落する道を選んだのであった・・・!
圧政に苦しむ人々のため、「CR天下一閃」の世界でガンジーが巻き起こしたガンジーの乱。なのに、いっさい人を傷つけぬまま無抵抗主義を貫き逝った銀玉聖者の生き様に、我々はスタンディングオヴェーションを送ろうではないかッ・・・! ペチペチペチ!!
【世界一周】
<チェロス評>
コレは、画面の上方でちょっぴり見切れている9つ穴回転体に注目してほしい。動画がスタートしたおよそ5秒後、回転体の赤い穴へアタマをねじこむようにして飛び込んだ玉は、なんと下の1つ穴クルーンへ落ちることなく回転体を一周。そして、まるで観覧車でもエンジョイしたかのように下段へと滑り込んだのであった。
これこそが、都市伝説として語り継がれてきた上段役モノ最大の奇跡、世界一周を捉えた決定的瞬間なのである! かつてディスカバリーチャンネルが発表し、世界中の人々を驚かせた巨大エイの群れの映像。それに匹敵するクラスの貴重な映像と言えよう。もし、謎の外人がこの映像を買い取りに来た場合は、とりあえず400万円で売ってください…。
【狂気曲芸師(ジャグラー)EX】
<チェロス評>
とりあえず観ていただきたい・・・。もしコレが、液晶画面上で起こったアクションだったとしたら、なんでもない1つのコミカルな演出にしか過ぎなかっただろう。しかしコレは、人間の手が及ばない、三次元世界で実際に起こったムーヴなのである!
まるで、狂気に支配された突起状の曲芸師が、敵のラスボス要塞に1ヶ所だけ隠されている弱点を、要塞内部から連射お手玉で攻撃しているように見えてこないだろうか・・・!?
今、澄んだ瞳で「ええ、見えますね!」と即答したオマエ。そんなオマエは、想像力が豊かだからスタジオジ○リの面接を受けてみるといいよ。
さあ、続いて好プレー大賞の発表です!
幾多の奇跡が起こりますよ!!
【山田太郎】
<チェロス評>
中央の突起から向かって右にはじかれ、右ハズレ穴周辺から中央の突起へと玉が舞い戻り、そのままど真ん中のVゾーンを射抜いたパターンである。
下段役モノへ入賞し2〜3周の時計回りを経て、反時計回りの回転へ移行して突入するこのパターン。コレが実はメチャクチャ珍しい。
少なくとも、これだけ天下一閃を打ちまくり、脳にヘンなROMでも埋め込まれているかのように当て倒してきたオレでも、右ハズレ穴の大外周辺から突起へ向かっての中央突破はほとんど記憶にない。
派手さはないが、じつはとんでもなく輝くものを秘めている、『ド○ベン』こと山田太郎を彷彿とさせるさわやか好プレーである。
【スカイラブハリケーン】
<チェロス評>
某キャプ○ン翼で、花輪サッカー少年団の立花和夫・政夫兄弟が見せる必殺シュートがスカイラブハリケーン。多くの現代人が、1度はマネをして膝を痛めたことがある技である。知らない人は、ググるがよい・・・。そんな幻影が、まさにホワンホワンと脳裏に浮かんでくる中央突破パターンである!
斜め後ろから飛んできた玉が、ここしかないという角度で突起の羽根へ絡み、ど真ん中の当たり穴めがけブッ飛んで「ゴォォォォォォル!!」
アナウンサーが叫びすぎて炎上しそうなアクロバティック好プレーを、何度もリプレイして観てくれッ!!
【銀色の3連星】
<チェロス評>
1度は見てみたいと思いながらも、夢でしかないと諦めていた方も多いのではないだろうか…?それが、下段役モノに玉を3つ入賞させた光景である。
今回の実戦中、チェロスがこの上なき集中力で玉を弾き倒していたところ、たった1回のみ、続けざまに玉が4発命釘を通過する奇跡が発生!
さらに、そのうち3つの玉が上段回転体をクリアしたからもう大変ッ!!3つ同時に皿で回る光景を拝むには、そこからさらに1つの玉も当たりやハズレへ落ちないうちに、残り2つの玉が下段まで到達するという壁も乗り越えなければならないのだ・・・。
また、今回の場合は最終的な玉の行方も、まるで仲良し3兄弟がそれぞれの寝床にスチャッと収まったようで大変カワイイ(笑)。 ハンドルを握り、しっかり手で打ってこの光景を再現することは、もう2度とできないかもしれない・・・。皆さん、どうか網膜に焼き付けてやってつかぁさいッ!!
終わり
ということで、みなさま「CR天下一閃 珍プレー好プレー大賞」いかがだったでしょうか?
いやーCR天下一閃って本当に素晴らしいですね。前人未到の千本ノックを達成した貴方野チェロスさんも草葉の陰で嬉し泣きです。
では来シーズン、二千本ノックでお会いしましょう!
(いや、やらねーよ! :チェロス)
【珍プレー好プレー総集編】